2018年09月10日

移転のおしらせ

 いつも慶應義塾大学SFC清水唯一朗研究会のブログをご覧いただきありがとうございます。

 2018年度より、本研究会の活動情報はFacebookでご案内、ご報告しております。ブックマークの変更などをお願いいたします。

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 今後とも本研究会にご支援賜りますよう、お願い申し上げます。

 2018年9月10日 清水唯一朗研究会

2017年12月17日

2017年 立命館大学上久保ゼミとの合同ゼミ

こんにちは、日本政治外交ゼミ2年の柳田美聖です。

今回は、12月10日に慶應義塾大学三田キャンパスで行われた、立命館大学上久保ゼミとの合同ゼミについてご報告させていただきます。

当日は両ゼミがそれぞれ企画した3つのコンテンツを行いました。

■研究発表
研究発表では、慶應側からは4名の卒論生、立命館側からは香港合宿チーム、3名のゼミ生発表がありました。立命館側の発表は、「香港の年金制度」、「空き家問題の解決法」、「外国人技能実習生制度」、慶應側の発表では、「戦後日本における代議制民主主義の限界と可能性」、「戦後日本におけるアジア・太平洋戦争の継承と平和の語られ方」など、両校共に多岐にわたる分野の発表で、知見を広めることができました。
立命館生の発表では、実際に香港で行った年金制度についてのフィールドワークや、空き家問題に対する実践的な取り組みについてのお話があり、研究対象のフィールドに対して自ら飛び込む姿勢に刺激を受けました。

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■ポスターセッション
ポスターセッションでは、事前に作成したポスターを教室の壁に貼り、前半7名(立命館生2名、慶應生5名)、後半6名(立命館生2名、慶應生4名)が発表を行いました。
立命館生のポスターの中には、先日行われた京都市内のポスター大会で受賞した学生の作品もあり、研究内容だけでなく、ポスター構成も非常に勉強になりました。

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■ディベート
「カジノ導入(統合型リゾート(IR 法案)を大阪に導入するか否か)の是非 について 」「新卒一括採用(春採用)の是非について」の2つのテーマについて、2グループに分かれて、立命館と慶應でディベートを行いました。こちらのディベートは上久保ゼミからの提案で行われたものでした。上久保ゼミでは、頻繁にゼミ内でディベートを行うとのことで、白熱したディベートになりました。
清水研究会では、普段ディベートをゼミ内で行わないため、「道場破り」の貴重な機会をいただきました。立命館生の高いリサーチ能力やチームワークに、良い刺激を受けることができました。

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■懇親会
合同ゼミの後は、田町駅の近くで両ゼミの交流を深めるために懇親会を行いました。美味しいお鍋をいただきながら、ゼミでの活動内容や、研究内容についてお話しすることができ、非常に有意義なものとなりました。

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最後に、合同ゼミ全体を通して、他ゼミの活動内容や、研究内容を知ることができ、大変充実したものとなりました。特に、上久保ゼミの皆さまは、研究フィールドに自ら足を運ばれて、体験されている方が多く、私もこれからの研究にそうした姿勢を取り入れていきたいと感じました。
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遠いところ、わざわざお越しいただいた立命館大学上久保先生、上久保ゼミの皆さまに厚く御礼を申し上げます。

今年も残り少なくなってまいりましたが、お身体に気をつけてお過ごしください。


柳田

2017年09月30日

2017年 JPD夏合宿のご報告

 こんばんは、日本政治外交ゼミ2年の江藤杏莉です。
 今回は、9月18日(月)〜20日(水)にかけて台湾で行われました、研究会合宿の報告をさせていただきます。

 国内で開催されることが多い研究会合宿ですが、今回は2年ぶりに台湾で開催されました。初日は前回に引き続き台湾政治大学と、そして二日目の午後からは今回初めてとなる台湾大学と、二つの大学との合同研究発表会の場が持たれました。清水研究会からは院生4名、学部生10名が、台湾側からは2名が、自らの研究について日本語で発表を行いました。  
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 発表内容は、国内外の政策や皇室外交についてなど各個人の関心によって様々で、「時限立法のサバイバル分析」、「民衆と政治家の関係性について」、「近代日本の文部官僚と文部官僚像」など多岐にわたりました。ただどのテーマにも共通していたのは、日台両国における制度や社会の受け止め方の違いについてなど、海外の学生の視点を通した多角的で刺激的な意見が飛び交い、とても有意義なディスカッションであったことでした。今回の発表と質疑を通して、今後の課題を見つけることができたのではないかと思います。

 発表後には懇親会が行われました。台湾ならではの美味しいお酒と食事をいただきながら、発表内容についてのさらなるディスカッションを行ったり、文化交流の場ともなりました。台湾の学生は日本語や日本文化に深く精通していて、音楽や芸能についてなど様々な話に花が咲きました。
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 最終日となる三日目は、テーマごとのグループに分かれて台湾を巡りました。具体的には、日本統治時代の台湾の歴史、台湾の成立の歴史、宗教、観光資源からの歴史的考察の四つです。

「観光資源からの歴史的考察」をテーマとした私たちは、台湾のスーパーマーケットを中心に巡ったのですが、陳列する商品は日本とほとんど変わらず、食のグローバル化を実感しました。ただ、タピオカミルクティーとマンゴーかき氷は本場ならではの美味しさで、「食」の観光資源としての可能性を改めて感じました。
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 私個人としては、初めての研究会合宿、初めての研究報告、初めての台湾と初めて尽くしで緊張しましたが、普段の関わりがあまりない大学院生の素晴らしい発表を聞くことができるなど、とても刺激的で充実した三日間でした。今後もより活発的な研究会運営を行えるよう、積極的に貢献できるようになりたいと思います。
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2017年09月12日

吉野作造人材育成研修会

 皆さまこんにちは。日本政治外交ゼミ4年の吉村わかばです。
今回は、9月8日(金)〜10日(日)にかけて開催されました、吉野作造記念館人材育成研修会の報告をさせて頂きます。

 この研修会は、大正デモクラシーの旗手と呼ばれる吉野作造の生誕地、宮城県大崎市で毎年夏行われており、本年度は「日本国憲法70年と明治150年」というテーマの下、11回目の開催を迎えました。
各分野に精通する豪華な先生方9名と、京都大学、慶應義塾大学、駒澤大学、同志社大学、東北大学、新潟大学から学生17名が参加されました。


 初日は古川の吉野作造記念館にて、吉野作造にまつわる品々を展示室で見学したのち、「憲法改正論議と政局・政策論との間-比較憲法史から学ぶべきもの」という演題で大石眞京都大学名誉教授のご講演をいただきました。タテとヨコという2つの軸をもって憲法という「正しい力」をつくること、つかうことについて、憲法改正をめぐる動きにも着目しつつ、引き続き考えていきたいです。研修会参加学生だけでなく、一般参加の方々も多く、講演時間が終わることが惜しまれるほどでした。
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 その後は場所を鳴子温泉農民の家に移しての夕食と交流会。2日目の午前には、「明治150年を考える」というタイトルで、奈良岡聰智京都大学法学部教授と、村井良太駒澤大学法学部教授にご講義いただきました。明治50年、100年、150年のそれぞれの記念事業を比較することで、何を祝い、何を再確認するのかを見つめ直し、私自身がどう参画していくのかを考える契機となりました。
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 昼食を挟んだ午後には、「吉野作造と明治維新・帝国憲法体制」というタイトルで、苅部直東京大学法学部教授のご講義をいただきました。事前課題で学んだ以上に、吉野作造の具体的研究内容や当時の思想について理解を深め、天皇親政と国会開設という、明治維新の現代への遺産について考えるという個人的課題を持ち帰ることができました。
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 最終日には、場所を再び吉野作造記念館に戻し、研修会の成果を発表する場として、学生ー教授間における公開セッションが開かれました。主に3回の基調講演に対して、学生が壇上に上って抱いた疑問や感想を発表し、多くの一般の方々の参加もあり、総じて最終報告会に相応しいインタラクティブで充実した会となりました。

 合宿形式だからこそ、想像以上に先生方とアツい議論を交わし、異なる背景を持つ同世代と親睦を深めることができ、さらに今年はアツい名湯・鳴子温泉に泊まらせていただいたことで、現地の方々ともお話しする機会にも恵まれ、言葉では言い尽くせないほど素敵な経験をさせて頂きました。
 最後になりますが、このような機会を与えてくださった関係者皆さまに心より感謝し、私も「第二の吉野作造」のように今後日本で、世界で活躍できるよう邁進してまいりたいと思います。
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2017年07月17日

佐藤信先生(東京大学助教)特別講演 (7月11日)

皆さま、こんにちは。
日本政治外交ゼミ2年の髙橋侑也です。

7月11日(火)、清水先生の講義「日本の近現代」とJPDゼミに、東京大学先端科学技術研究センター助教の佐藤信先生にお越しいただきました。佐藤先生は学部生時代から顕著な結果を残されており、主著に『鈴木茂三郎 1893-1970』や『60年代のリアル』などが挙げられます。

「日本の近現代」では、前半を使って佐藤先生に「国会の内と外」と題した戦前〜戦後にかけての東京でのデモ活動の変遷についての講義をして頂きました。デモ活動が行われる場所が戦前から戦後に向かってどう変化したかという視点は「空間と政治」を研究されている佐藤先生ならではで、近年の特定秘密保護法・平和安全法制を巡るデモ活動まで見据えられたとても興味深いお話を伺うことができました。
授業後半の清水先生とのパネルディスカッションでは「責任の地理的/構造的所在」という前半の話から発展して、審議会や私的諮問機関を用いる政策決定と責任関係についての議論にまでいたりました。履修者からの質問も多く、盛況のなかあっという間に授業時間が終わってしまいました。


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ゼミでは新規生・卒論生の研究発表が行われ、佐藤先生にもディスカッションに加わって頂きました。例年通り発表テーマはポピュリズムや外交・文化政策、吉田茂研究など多岐にわたっているのですが一人ひとりの発表に鋭いアドバイスを頂くことができました。私自身も新規生として発表を行ったのですが、仮説の立て方や言葉の使い方、先行研究の扱い方に至るまで様々な指摘をいただくことができとても有意義な発表になり、今後の研究の大きな励みになりました。

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ゼミ後は湘南台駅のイタリア料理店に場所を移し、佐藤先生を交えた懇親会が開かれました。
今学期最後のゼミということもあり、こちらも大いに盛り上がりました。

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佐藤先生、本当にありがとうございました。合宿、さらにはタームペーパー・卒論執筆に向けて一層研究に励んでまいります。
(髙橋)

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